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みなさんは要らなくなった不用品を集めて、バザーなどで販売されたことはありませんか? それぐらいだと問題は無いのかも知れませんが、世相を反映してかあちこちでリサイクルショップがオープンしているようです。景気が良くなると、収入が増え、使い捨ての意識が何故か浸透し、逆に景気が冷え込み先行きの不透明感からの心理も働くことによって、ものを大事に長く使う節約意識が芽生え出します。
そのような背景からリサイクルショップや不用品買取センターなどは今、活況を呈しているようです。このリサイクルショップですが開業するには通常の物品販売のお店と変わらないようにそのまま出店が出来るという訳ではありません。実は行政の許可が必要なんです。行政とは国や都道府県、あるいは区や市町村の行政機関になります。
リサイクル品は行政機関の言葉で古物と呼ばれています。この古物を売買して営利を得るには古物商という資格が必要となります。さらに古物の売買または交換するための古物市などの市場を営むにおいても古物市場主という許可が必要となるのです。それぞれ各都道府県の公安委員会が許可することになります。
申請先行政機関は各警察署の生活安全課などがその窓口となっています。このように行政の許可を受けて行わなければならないものが世の中には結構あるのです。ですから勝手に何をしてもよいと言うことではないということですね。
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